Yashinoki Nasidewa Kurasenai

知っている人は知っている、知らない人も知っている。2009年に発表されたNONCHELEEEの1st Album(((南海のバナナワニ女)))

インド・ゴアでのレゲエとの浅イィ出会いからタイ・コパンガンのココナッツ森での神秘的なエキゾ体験まで2年ほどの期間にNONCHELEEEが何を考えていたかが今、明らかに!!!!!!!!!!!!!!!冷静と情熱の間、ヤシの木1本実が2つ。今回12年の時を経てLP化にあたり、なぜヤシの木なしでは暮らせなくなったのかを解き明かして行きマァス!!!!!!!!!!!!!

 

あれは2007年頃初めてインドに訪問した時のこと、いろんな場所を回ったけど、その中でも、(((伝説のノリ)))を求めて、ゴアの赤土の丘を越えてたどり着いたビーチが今でも忘れられない!!!!!!!!!!!

24時間レイヴ・オンしているという噂の(((アンジュナビーチ)))に到着してみると、全然レイヴの香りがしてなくて、レイヴのノリを探してビーチ沿いの海の家のサウンドをチェックして回るけど、どこもユーロビートのような軽めのIBIZAチューン(まだEDMという言葉はなかった)ばかりで、かなりの頻度で”マイアヒ”がプレイされている!!!!!!!!!!当時SMAP×SMAPでキムタクがマイアヒでパラパラを踊るコントをやっていて、ゴアの思い出には、ターメリックキムタクがセットになって付いてくる!!!!!!

 

唯一レゲエがかかっている、とは言ってもボブマーリーのCDを垂れ流している感じの、他よりは幾分アイリーなバイブレーションの小屋があり、その小屋の前のめちゃくちゃ濁ってるアラビア海に浮かんだ状態でふとベースラインにフォーカスした瞬間、レゲエと初めて膝と膝を合わせて向き合えた感覚がある!!!!!!!!!!!!

「もしかしたら、レゲエなのかなっつって」

それまでにも地元の海で夕暮れ時にラヴァーズロックを聴いて蕩ける甘い時間を過ごしたりはしていたけど、海沿いには一面松の木が生えていて、それはそれで落ち着くし、レゲエからすると相当エキゾチックなシチュエーションではあるけど、ストレートな南国の味わいに欠けていて、常にヤシの木のVybzを求めていた。

 ゴアの海側から見る陸には一面のヤシの木が潮風に揺れている!!!!!!!!!!!!!!!!!!

帰国後、日本では嬉野の秘宝館に行き、エキゾジムファンクパノラマ大セクシー広場での音の響き、スピーカーから流れる音声ガイダンスで、ダブワイズの解釈に奥行きを持たせ(((奥、広っロイ)))なんつって言いながら他にも別府や鹿児島など日本のエキゾチックスポットを攻めて過ごしていた。

 その1年後、再び(((伝説のノリ)))を求めてタイ、ミャンマー、ラオス、マレーシア、インドネシア、カンボジアを駆け回り、 

ラオス、カンボジアの様々な看板は後のイラストレーター期にダシとして効いてるけど、当時はプノンペンのECSTATIC PIZZAや露店で買ったカセット、MP3が相当ダイレクトに生で影響を受けていて(((俺の心のやわらかい場所を 今でもまだしめつける)))!!!!!!!!!!!!!

特に、川で遊んでいるGYAL達がワニに食べられるビデオ(((鰐天)))バナナワニ女"のアルバムコンセプト、タイトルの素になっていることはお分かりいただけるだろうか!!!!!!!!!!!!!!!!!

サラ~ニ

満月の時はフルムーンパーティ、新月の時はニュームーンパーティ、半月の時はハーフムーンパーティ、そしてそれぞれの前夜祭や後夜祭をやっている、つまり常に何かしらのパーティをしているタイのコパンガン(パンガン島)へ訪問した時の話

その島の伝説のビーチ(((ハードリン)))は、日が暮れるとビーチ沿い20-30mおきにDJブースが出現し、中でもビーチの端の方にある岩場にあるヤバイBarにみんな列をなしてて、気軽に大チェックしてみると、本当にいい感じのこぢんまりとしたDJバーで、照明はブラックライトのみ、DJブースにタンテ 、ミキサー、タンテ 、そしてさらに横にミキサーが置いてあり、マスターはトランスをプレイしながら横のミキサーでスペシャルドリンクも作って提供までするオールインワンスタイルの岩場のすんごいバーでひとしきり(((膝ガックンガックンのお時間)))!!!!!!!!!「日本に帰ったらこんなBarしたいな」なんつって思いながら、少し高台になっている岩場からビーチを見下ろすとムーンライトが浜辺を完全にテラシアイしてて!!!!!!!!遠浅の水面に乱反射するムーンライトとトランスの高音チロチロタイムでココヤシの茂みがざわついている!!!!!!!!!!!

「I&Iってこんな感じなのかなっつって」 

 

流れで訪問したバリ島で昼間めちゃくちゃ太陽にテラシアイされて暑いヨ!!!!!ってときにふと立ち寄るサーフショップやショッピングモールの(((エアコンの効き)))と(((免税店の香り)))にもかなり影響を受けていて、シンプルに(((涼CY)))を越えて、より複雑なアロマを含んだ(((涼SEXY)))な気持ちになってる!!!!!!!!!!!!!!!!!

サウンドと出会って2秒で合体

そして、今、一つになる

リッスン「すんっごいんだから」

南海のバナナワニ女 - Tracklist

- Thani Wanita / 谷ワニータ

ヤシの木が生い茂る谷に居るあどけない鰐ワニータに想いを馳せて、あどけないNONCHELEEEが心を込めてプレイしている。(Wanita: インドネシア語で女性の意)

 

- MAAN SABAAI / 慢サバーイ,

カンボジアのカセットで、冒頭で「マンサバーイ」というワードがずっと耳に残っていて、、良いワードだなっつって、ジェットジャガーが出てくる感じのTUNE(慢:台湾でゆっくりの意, サバーイ: タイ語で元気、いい感じの意) 

 

- ZZIMZILBANG / チムジルバン

韓国のサウナ&銭湯の24時間営業健康ランド。

宇宙船に乗る時と同じくらい前向きな軟禁状態に突入できるのが好きな人、ごんんくらい、おる?????????この時は、パンガン島で体験した薬草サウナがベースになっているけど、解釈を広げてチムジルバンを並列で並べることで、キムチのVybzを引き立てろ!!!!!!!!!!!!

 

- HERBAL SAMOSA / 薬草サモサ

ハーバルサウナの売店で、よりモサモサのサモサを手に入れろ!!!!!!!!!!!!インドでお気に入りの揚げ餃子とコロッケを足して2で割った感じのミール。

 

- YAMAN MOOD/ヤーマンムード

これはもう、今ここに集まってくれている全てのル~ボィ&レィディ~スならハートで理解しているというか、ヤーマンだろゥ?

 

- TARO LUX / タロ芋LUX

ポリネシアでは、タロイモから作るポイというペースト状の食品が主食とされていたという、日本では里芋なんかもタロイモの仲間ということからも分かるように、ふるさとの素朴な味わいにLUX成分を注入することで、免税店の優雅な香りをまとうイモのような場違いな存在を受け止める器のでかさを持っていたいものです。

 

- BIWA HOTEL / 琵琶ホテル

朋友EGGと日本1周旅行の途中、琵琶湖の西側?湖西線を電車に乗ったとき、目についたのは(((ホテルニュー琵琶)))めちゃくちゃエキゾを感じる佇まいで名前だけかなり記憶に残ったが、サウンドの方は、近所のスーパーに売っていた(((炒飯家族)))というチャーハンの素の粉から着想を得た

 

- SHABBU YAAMAA / シャブ山

炒飯家族のVybzのままRanking Dread - Fattie Boom BoomのRiddimに載せたTUNE。ゴアでレゲエと膝を合わせたNONCHELEEEがついにテラシアイしたチューン。こんなチューンでジワっときている全てのル~ボィ&レィディ~ス

ビゴップユアセルフ

マジで、無駄なもんなんて、ひとつもないから、じっくりあったまってってっててってっつって

 

NONCHELEEE